いつまで生きられるかな?ーすい臓ガンになってからー

2023年12月28日すい臓に癌があることを医師から告げられました。局所進行型のすい癌。フォルヘリノックス30回目でアレルギーが出たため、現在はアブラキサン+ゲムシタビン併用治療を行っています。ぼっちだけど前向きに生きています。

2024年02月

嘔吐と食欲不振(2023年12月20日~22日)

以下は入院生活の様子だが、記憶が曖昧な部分もあり正確ではない可能性があることを予め伝えておきたい。

入院1日目 -12月20日-

入院となり点滴治療が始まったものの、私の食欲不振は続いた。
病院食には全く手を付けることができなかった。
そして4~5時間おきにまた嘔吐も始まり、それは一晩中続いた。
重く苦しい夜だった。

入院2日目 ー12月21日-

嘔吐や吐き気は治まったものの、食欲不振は続いた。
右腕には点滴用の針が刺さったまま。
24時間継続の点滴で、身体が思うように動かせない。

遠方にいる姉に連絡して入院した事を伝える。
私の住まいから必要な物を持ってきてもらうことをお願いする。
年末の忙しいところ申し訳ない。
だが、姉家族の理解もあり23日には来てくれる事になった。
ありがたい。

一番の問題はスマホの充電。
既に利用可能な電池量は半分を切っている。
これを機会に、スマホの充電ケーブルは常に持ち歩く事を心に誓う。

入院3日目 -12月22日-

相変わらず24時間の点滴は続いた。
嘔吐や吐き気は無し。
食欲は若干でてきて、2~3割程度は食べられるようになった。
一般的には薄味で美味しくないと考えられている病院食だが、
長い間まともな食事を摂っていなかった私にとっては、美味しく感じられた。
(まあ、それも最初の内だけで徐々に病院食が嫌になるのだが…)

節電の為にスマホは使えず動画も見れない。
することがなくひたすら寝ていた日だった。

PXL_20240229_022155692.PORTRAIT.ORIGINAL

突然の入院となった訳だが、ボッチの私には頼れる人が身近に居ない。
そんな時に助けてくれたのが看護師さんたちだった。

必要な書類を代筆してくれたのは昨日のブログにも述べた。
だが、それだけでは無い。
必要な物を売店で購入して来てくれり、こちらからお願いする前に、
手持ちのペットボトルに何度も休憩室から水を入れてきてくれたのも看護師さんたちだった。
通常の業務だけでも忙しいはずなのに、いつも笑顔で接してくれた。

こんなの惚れてしまう…

クリスマスの日も病院生活だった私。
友人に送ったLINEの内容をここに記したい。

私が今いる場所には、残念ながらサンタはやって来ないけど
可愛くて優しいエンジェルたちが沢山いるよ❤

私は60に近いおばさんだが、発想はオヤジである。

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入院は突然に(2023年12月20日)

2023年12月20日-その③-

車椅子に乗ったまま看護師に連れられた先は内科。
待っていたのは担当医のM先生ではなく、初めて見る若い先生だった。
そこで告げられたのが、血糖値の値が300に近く異常値を示していることと、ヘモグロビンA1Cは6.2と基準値はオーバーしているものの、それほど高いとは言えないことだった。

ヘモグロビンA1Cとは1~2ヵ月程前の血糖値を示していて、その値が高ければ高いほど平均的な血糖値は高いことを意味する。
血液検査の結果によると、ここ数か月間は血糖値は比較的安定していたのに、急に血糖値が上昇していたのだ。

今回の高血糖、体調不良は処方されていた糖尿病薬ジャディアンス錠が原因であることも告げられた。

私の場合は十分な栄養が体内に入らず、体内に蓄えられていた脂肪が燃料として使われ結果的に正常血糖ケトアシドーシス、つまり急性代謝失調となったのだ。
その症状は食欲減退、嘔吐、倦怠感など。
まさに私の症状だった。

え? え? え~っ?

私、担当医のM先生に相談してましたよね?
食べてないのに糖尿病薬を服用しても良いのか?
体調不良は薬の副作用ではないかって!

そして告げられた入院宣告。
期間は1週間。
もうろうとしている私に代わり、入院に必要な書類は看護師が代筆してくれた。
ありがたいことである。

私をここまで弱らせた憎っくきジャディアンス錠。
実を言うとうすうすこの薬が原因なのでは?と疑っており、勝手に止めていたこともあった。
しかし、M先生に相談した後はまた服用していたのだ。

気の弱い(?)私は声には出せなかったものの、内心では
この入院はM先生のせいじゃねぇ?って思っていた。

だがしかし、結果的にはこの入院ですい臓ガンが見つかるのである。

ありがとう、M先生。取り合えず心の中で感謝する!

PXL_20240228_053332668.PORTRAIT.ORIGINAL

それにしても今回の入院原因となったジャディアンス錠。
これは高額な薬で、保険適用3割負担で1つ100円もする。
今、手元にはそれが79錠(7900円分)残っている。
捨てなければいけない、それは分かっているのだが、貧乏人の私にはそれが未だ捨てられないのである。

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バセドウ病と2型糖尿病(2023年12月20日)

2023年12月20日-その②-

採血等が行われた後、点滴となった。
簡易ベッドでは吐き気はあるものの、嘔吐には至らず次第に呼吸も落ち着いた。
そして点滴をしたまま、車椅子に乗せられて内科の診察室へ向かった。

実を言うと私は、2022年11月から同病院の内科に1~2ヵ月に1度通院していた。
病名はバセドウ病及び2型糖尿病。
但し、私の場合はバセドウ病が原因での高血糖の可能性がある、と説明を受けていた。

当時、高血糖対策で処方してもらった薬は2種類。

ジャデアンス錠(10㎎)
トラゼンタ錠(5㎎)

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2023年の夏頃から私は原因不明の体調不良に陥っていた。
最初は軽い症状だったが、次第にそれはひどくなっていった。
食欲が落ち、時には全く食べられない時も。
更に腹部の鈍痛と下痢症状。
その事は11月の診察の際に内科の担当医M先生に話し、2つの事を質問していた。

一つ目は、食欲不振や腹部の鈍痛と下痢は薬による副作用なのではないか?
二つ目は、食事をしない時に糖尿病の薬を服用したら良くないのではないか?

私の父は長きに渡り糖尿病を患っていて、ある程度の知識があった。
簡単に言えば、人間は基本的に食事をすれば血糖値が上がる。
その急な上昇を抑える為に体内でインシュリンが分泌されるのだが、糖尿病患者はこのインシュリンが上手く分泌されず高血糖となる。
このインシュリンをサポートする薬を私は服用していた。
だから食事を摂らずに糖尿病の治療薬を飲むことに抵抗があったのだ。

M先生からの答は以下の通り

一つ目は、整腸剤を処方するので様子見
二つ目は、低血糖にならない薬なので食事無で服用しても問題はない
但し、胃の為には何か食べてから薬を飲んだ方が良い

心のどこかで納得できない気持ちがありつつ、私は反論する事はできなかった。
けれど、それが今回の緊急入院につながり、引いてはすい臓ガンの発覚に繋がったのだ。

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それは突然始まった(2023年12月20日)

 2023年12月20日 ーその①ー

前日から続く嘔吐と下痢。それは夜通し続いた。
下痢が続くと身体から水分を奪い、脱水症状となる。
それを予防する為には水分を摂取しなければいけない。
だが、水分をとった側から吐いてしまう。
おまけに下痢も治まらない。
頭の中で救急車の文字が浮かぶ。
だが、私には約1年前から通院している大学病院があった。
できればそこで診てもらいたかったのだ。

翌朝、通院している大学病院に電話をして診察してもらえる事を確認後、倒れこみそうになる身体でタクシーに乗り込んだ。
倹約モットーの私にとって普段、タクシーを使う事は無い。
だがその時、タクシーを使う事に躊躇は無かった。
私はその時、それ程までに弱っていたのだ。

病院に到着後、受付を済ますと消化器内科へ向かう。
足取りがおぼつかなく、息も荒い。倒れそうになる。
幸い窓口の看護師が直ぐにベッドでの受診待ち及び診察を提案してくれた。

ベッドに横になると看護師による血圧と体温の測定。
そして心電図のケーブルが体に取り付けられ、採血も行われた。
数人の看護師が私の周りに集まっているのが分かる。
そして消化器内科担当医S先生が看護師に言ってる言葉が耳に入った。

S先生「なんで息が荒いの?」
看護師「?!?!」

私は心の中で叫ぶ!

苦・し・い・か・ら・だ・よ!

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